なかなか手間がかかる離乳食や介護食づくり。
手間をかけた割には食べてくれないという経験も多いかと思います。
対象年齢
このような方におすすめレシピ
🥄離乳初期の生後6か月頃から大人まで
🥄介護食としても
🥄食べすぎなどで胃腸が弱った時にも!
このレシピの生い立ち
我が家の子どもも、もともと食が細い子で、野菜が苦手でした。一生懸命おかずや野菜スープなどを作ったものの、全然食べてくれませんでした。
我が子にいろんな野菜を食べてもらいたい、できればおいしく感じてほしいという一心でこの野菜スープを作りました。
産後当時は離乳食を作ることすら大変に感じました。そんな私でも簡単においしい離乳食を作りたく、子どもや高齢者の食事や発達、介護食作りの知識と経験を活かし、いかに簡単で家族がおいしく食べられるレシピを作りをしています。
今回は、ミキサーと蒸し器を使って、短時間で作れる野菜のペーストスープの作り方をお伝えします。
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ミキサーと蒸し器で作る!簡単!野菜のペーストミルクスープ
🥕材料・道具
材料(4人分)
- 玉ねぎ 2個
- 🥕にんじん 2本
- 大根 1/2
- 水 700ml(うち100mlは蒸した野菜をミキサーにかける時に分けて使う)
- コンソメ 3つ(味見を足したりしてください)
- 牛乳 200ml
- ローリエ(お好みで)
あると便利な道具
- 蒸し器 (個人的には鍋に置くタイプを使っています)
- ミキサー (ペースト状にできるミルサーがおすすめ)
- トング
- ざる
- ボール
作り方🍲
step
1野菜をカットして蒸し器に入れる
① 野菜をカットする
※後でミキサーに入れるので、おおざっぱに切って大丈夫です。
② 蒸し器が温まったら、野菜を入れて10分から15分程度蒸す
step
2蒸した野菜を冷ます
① 蒸しあがりました!(写真左)
② ざるに移し、10分程度冷まします
step
3野菜をミキサーでペースト状にする
①野菜が覚めたら、ミキサーに野菜を移し替え、ミキサーのふたを閉めても溢れない程度に水を入れます。
② ミキサーを回して、野菜をペースト状にします。
③ペースト状になったら、鍋に入れます。
野菜を全部入れ終わるまで、①②③を繰り返します。
step
4コンソメと牛乳を入れて煮詰める
① 水600mlを入れ弱火~中火にかけて沸騰させる
② 沸騰したらコンソメを入れる ※お好みでローリエも
③ コンソメが溶けた頃、牛乳200mlを入れ、弱火でゆっくりかき混ぜる
④味見をして濃ければ水か牛乳を、薄い場合は塩コショウをして味を調整する
ママを楽にする!この野菜スープの保存方法
冷凍して保存しよう!
生後5・6か月から始まる離乳食初期。でもこの頃の赤ちゃんのお世話もまだまだ大変で、1日3食ごとに、ママも台所に立つ時間を確保するのがなかなか難しいものです。
そんなママにおすすめなのが、離乳食の冷凍保存です。
私の場合は、おかゆや野菜ペーストスープなどを離乳食用のタッパーなどに保存して、電子レンジで解凍してあげていました。
離乳食の冷凍保存のメリット
- 毎食わざわざ台所に立ってご飯を作らずに済む
- 解凍するだけなのでパパやおじいちゃんも簡単に赤ちゃんのご飯を準備できる
- 火を使わず電子レンジのみで調理できる
事前に凍らせたご飯を電子レンジで加熱するだけなので、パパやおじいちゃんでも簡単に赤ちゃんのご飯を準備できます。これによって、ママの負担を軽減できるだけでなく、パパの育児の参加を促し、父親としての自覚も育てられるかもしれません。
こういった点でも大変おすすめしています。
今回使用した器具の紹介
今回は蒸し器をミルサーを使用しました。離乳食や介護食を作るうえでは、蒸し器とミルサーはとても大活躍しますし、調理時間を大幅で短縮できます。
離乳食におすすめのミルサー
生後5・6か月の赤ちゃんの離乳食初期は、食材を粒を残さないペースト状にする必要があります。私もこし器を買っておかゆをこしましたが、時間がかかりすぎるだけでなく手がべとべとして、とても手間がかかりました。
そこでお勧めしたいのが、おかゆをミルサーにかけることです。少し粘り気が出るので、お湯を一緒に入れると良いです。ものの20秒ぐらいでペースト状になります。
おかゆだけでなく、ゆでたり蒸したりした野菜も簡単にペースト状にできます。
蒸し器も離乳食にとってもおすすめ!
意外と時間がかかるのが、野菜の湯で時間です。離乳食初期だけでなく、中期・後期も野菜を上あごと舌で押しつぶせるぐらいの柔らかさまでゆでる必要があります。
これぐらいになるまでゆでるには、野菜によっては20分以上かかることもあります。そんなに長くキッチンに居続けることも難しいママも多いのではないでしょうか。
そこでお勧めなのが蒸し器です。蒸したい野菜を入れて10~15分程度蒸すだけで、野菜が簡単に柔らかくなります。スティック状に切っておくと、1歳を超えたあたりから、そのままおやつとしてもあげられます。
大きな蒸し器を買わなくても、鍋の上に乗せるタイプのものも売っています。
いかがでしたでしょうか。また今後も時短レシピを掲載していきます。